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イケメン戦国『あなたに夢中』
第17章 近くて遠い恋《4》
「この度の戦の褒美だ」
手のひらのものを見ると
「あ!金米糖!」
色とりどりの金米糖が入った小瓶
「俺の秘蔵の金米糖だ。味わって食べろ」
「え!?いいんですか!?ありがとうございます!」
金米糖とか久しぶりだな~♪
「今、一粒食べてもいいですか?」
「構わん。もう貴様の物だ」
はい!と言って、小瓶から一粒手のひらに出すと、信長様の手に金米糖を奪われ
「信長様?」
信長様が食べるのかと思ったが
…ふに………
金米糖を摘まんだ信長様の指が私の唇に軽く押し当てられた
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