第2章 はじまり、そして出会い
「貴様らは未来から来たと抜かす大たわけで、俺の命の恩人だ。幸いを運ぶ女達に違いない。気に入った」
「はい?」
目を見開くと、信長様は私達の手をとり
「貴様ら、天下人の女になる気はないか?」
……はい?……
訳わからないことを言われて
頭が真っ白になって
バタン!!
お姉ちゃんと私は
倒れた
「む?倒れたぞ?」
「ククク……天下人の女になれと言われて嬉しかったのでは?」
「というかこいつら顔色悪いぞ。気絶してんな」
「大変ですね。急いで城に連れて行った方がいいのでは?」
「信長様、失礼します。って…秀吉たち何してんだ?」
「政宗か。説明は秀吉にでも聞け。貴様ら、こやつらを安土城へ連れて帰るぞ」
「な!?信長様、正気ですか!?」
「秀吉、俺の命は絶対だ。」
「っ…承知しました。」
「秀吉と政宗で、この女達を連れて来い。俺は先に戻る」
「よくわかりませんが承知しました。」
姉妹が気を失ってる間に安土城へ連れて行かれるのを、草影からみていた人物が1人…………
「あの人達!やっと見つけた…………」