第106章 恋した記憶、愛した事実《27》
「はぁー…はぁー…、ここはどうかのぉ…」
ニタニタしながら舌を出し、陽菜の胸の頂点をベロリと舐めあげる。
「…………………ん……」
急な刺激に、陽菜の口から声が漏れる。
その反応に気をよくした鬼原は、口角を上げて、また舌を這わせる。
「ぐふっ!身体は素直なようだな……ならばもっと……!」
陽菜が感じていると勘違いした鬼原は、反対側の頂点へと手を伸ばして、指で挟んで頂点を捏ね回す。
「……んっ…………」
鬼原の冷たい手と力まかせに捏ね回す痛さに、またもや陽菜が反応した。
「はぁーー…!はぁーー…!」
息を荒くし、鬼原の舌と手は止まることなく、陽菜の胸の頂点をむしゃぶりつき、指でグリグリと捏ね回したり、鷲掴みにして揉みしだいていく。