第106章 恋した記憶、愛した事実《27》
「ぐふっ……本当に上物ではないか……織田ゆかりの姫で、徳川の許嫁であるこの娘は…」
褥の上で寝かされている陽菜のことを、上から下まで舐めまわすようにじっくりと見下ろしながら、着物の上から陽菜の身体を厭らしくなぞる鬼原。
陽菜の整った顔立ち、着物を着ていても細く、女らしい身体の曲線に興奮し、すぐさま陽菜の身体に跨がると、鼻息を荒くしながら帯紐をほどきだす。
ある程度緩め終えると、帯はほどかず、鬼原の手は陽菜の着物の袷を掴み、勢いよく袷を左右に開く。
「ほほぉっ!!これはいいっ!!」
袷を開くと現れた陽菜のほどよく大きく綺麗な胸に、ゴクリと生唾を飲み込み、鼻の下を伸ばして、鼻息はさらに荒くなる。
そして、陽菜の綺麗な胸を見て、従者たちもゴクリと生唾を飲み込み、ソワソワしだす。
「ぐふふっ……お前たちにも後で味わわせてやる。まぁまずはこのわしからだがなっ!!」
そう言うと、鬼原の両手は、陽菜の両胸を鷲掴みにして胸を揉みしだく。
「はぁ…!はぁ…!この柔らかさは堪らんっ!!」
陽菜の胸の柔らかさに興奮し、胸を揉みしだきながら、胸に顔を近づけていく。