第78章 天邪鬼との愛の料理 ※R18
「お鍋にお野菜全部入れて……お出汁とお砂糖、お醤油、お酒を入れて……火にかけて、落し蓋をして、煮汁が無くなるぐらいまで似たら完成だよ!」
家康は最後の工程をやりきると、台に手を置いて、グッタリと項垂れる。
「……疲れた……」
「お疲れ様!慣れない作業だったから、疲れたよね。出来るまで家康は休んでて。その間、私は後片付けしとくし。」
「いいよ。二人でやった方が早いし、俺もやる。」
「ありがとう……」
二人で使った調理器具を洗い、布巾で拭いて片付ける。
鍋の様子を見ると、まだもう少しかかりそうだった。
「まだ煮汁があるから、もう少しかかるかな。家康、お茶飲む?」
「いらない。それより……」
「わっ!?………んっ!」
家康に腕を引っ張られて、家康の身体に倒れこむと、すぐに腰に手をまわして、さらに抱き寄せる。
さっき頚筋に付けられた印の上を、家康の舌に舐められ、舌がどんどん上に這っていき、耳に到達すると、
れろ……ぴちゃ…ぴちゃ……
「んんっ!ちょっ…!やぁっ…!!」
家康の舌が耳の中で水音を立てながら犯していく。
舐められる度に、身体がピクピクと跳ね、家康の着物の胸元を掴んで、快感に堪える。
けど……
「あんっ!!はっ……あ……だぁ、めっ!」
私の腕を掴んでいた家康の手が、いつの間にか胸元の袷を少し緩めて、襦袢と肌の隙間に家康の手が滑り込み、硬くなる前の胸の頂きを指で摘まんでゆっくり捏ねられる。
ぺちゃ、ぺちょ、ぴちゃ……
…きゅっ……クリクリ……きゅっ…
「んっ!やぁん!はぁ…!」
耳と胸の頂きの愛撫に、だんだん身体が熱を帯びはじめ、私の下半身が疼きだす。