第75章 お医者さんごっこ part1 ※R18
「…はぁ、はぁ、はぁ……」
首にしがみついていた腕の力と足の力が抜け、くたりと家康の胸に身体を預け、息を整える。
「…陽菜……」
名前呼ばれ、顔を上げると、額に口づけを落とされ、着物と襦袢に手をかけ……
するりと、肩から滑り落とした。
「……はぁっ……いえ、や、す…」
「…何回言わすの。『先生』……でしょ。」
クスッと笑ってから、白衣を脱ぎ、シャツのボタンに手をかける家康。
着替えたときに、佐助くんに教えてもらったのか、慣れないものにも関わらず、ひとつひとつ外していき、シャツを脱ぐと鍛えられた上半身が姿を現す。
いつ見ても惚れ惚れする身体に目を奪われていると、急に腰を掴まれ、ピクンと反応する身体
家康の膝から降ろされ、今度は家康が膝立ちして、ズボンのチャックに手をかける。
「!!///」
咄嗟に顔を俯かせて、目を瞑る陽菜。
なんとなく、見てはいけないような気がするし、それに恥ずかしい。
………ジー…………バサっ…
ようやくチャックが下がる音が聞こえ、ズボンを脱ぎすてる音が聞こえ………
「陽菜……」
優しい声に、目を開けゆっくり顔を上げると、さっきみたいに腰を掴まれ、今度は家康の膝の上に戻される。
そのときに、家康の固いものが、秘部に微かに触れ、それだけで、身体は反応し、吐息交じりの声が漏れる。
両手で頬を挟まれ、少し持ち上げられ、家康の顔が近づいてきて、唇同士が触れ、舌を絡ませる口づけへと変わると、中が疼きはじめる。
「陽菜、膝立ちして…」
口づけでトロンとしているが、言われた通り、膝立ちする。
家康の左手が腰にまわって
「ゆっくり、座ってきて…ここに……」
そう言って視線を下げた家康。その先を見て、これでもかというぐらい、顔に熱が集まった。