第75章 お医者さんごっこ part1 ※R18
「っ……!///」
『先生』って言ったのは、面白半分で言っただけなのに……
この状況で言うのは、なんだか恥ずかしくて、思わず顔を横に向ける。
家康の愛撫が止んだことで、身体の熱は中途半端な熱さになる。
家康は本当に何もせず、私が口を開くのを待っている。
「……意地悪…しないで……」
懇願するように、チラッと家康を見る。
やっと口に出したのは、家康が求めた言葉ではない。
「してない。陽菜が言ったら、ちゃんとする。」
だから…言って……
掠れた声で下から見上げられてのお願い。それだけで、身体が疼きはじめる。恥ずかしいけど、その先を求めてしまっている自分の身体。
意を決して
「…せ……せんせ……///」
震える声で言うと、家康の手が動くのが、視界の端にチラリと見えた。
「んっ…」
「どこが、苦しい…?」
胸を家康の手が覆い、やわやわと揉みながら、聞いてくる家康。
先ほどとは違う刺激に、身体は物足りなさを感じ、無意識に身体が捩りだす。
「陽菜、言わないとわからないよ…」
頂きに吐息が微かにかかるように話され、ピクンと反応する身体
欲しい刺激がなかなか貰えず、捩っても貰えない。
いつの間にか、涙目になっていて、身体が家康を求めすぎていて
「……さっき、みたいに……して……」
恥ずかしさより、欲が勝った。