• テキストサイズ

イケメン戦国『あなたに夢中』

第54章 恋から愛へ《13》


「―……さん。陽菜さん。」



ハッ!!
佐助くんの声で、我にかえる。



「ご、ごめん!!ちょっといろいろ考えてて!!」

「いや。大丈夫。いろんな表情をしていたよ。俺と違って陽菜さんは表情豊かなんだね。羨ましいよ。」

「え!あ、変なとこ見せてごめんね…//」


家康のこと考えてたから、顔が緩みきってなかったかな……
恥ずかしくて、ミルクティーに挿しているストローを咥え、ズズ…とミルクティーを飲む


「いや。そこまで幸せそうな顔で想ってもらえる家康公は幸せ者だね。」


「っ!?ゴホっ!」


おもわずミルクティーを吹き出しそうになるのを堪え、飲み込む際に変なとこに入ったのか盛大にむせる。


「ケホっ、コホっ!な//なんで、家康の名前がっ!?///」


もしかして、口に出してたの!?


「安心して陽菜さん。口には出していないよ。」


エスパー!?!?


「陽菜さん、すごいな……。考えてることが顔に駄々漏れだよ。俺は分かりにくいって言われるけど、陽菜さんは分かりやすすぎるね。」


「う……それ光秀さんにも言われたよ……」


/ 663ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp