第5章 動き始めた恋心〈3〉家康side
「秀吉、貴様何をしている」
「「!?!?!?!?」」
バッ!!!!!!!!!!
勢いよく離れた二人
「の!信長様!!こ、これは…!」
秀吉はアタフタし
「~~//////」
香菜は真っ赤な顔を両手で隠した。
「貴様、俺の物に手を出してタダで済むと思うな」
「でででですからこれは!!」
「今なら金平糖で許してやる」
「へ?あ、や、駄目です!糖分の摂りすぎはお体に障ります。」
「ほぅ。ならば謀反と捉えてあやつら全員が戻り次第、すぐに戦を始めるとするか」
「な!!……では、1日10粒までにしてください。」
「20だ」
「ぐっ!…わかりました…」
「戻るぞ。西国の守りだが…」
「は!その件ですが……」
二人は城に戻っていく。
香菜は赤い顔のまま、秀吉の後ろ姿に向かい
「あんなことされたら、期待しちゃうよ……」
ポツリと呟いた