• テキストサイズ

イケメン戦国『あなたに夢中』

第41章 想い溢れる恋《12》


家康が部屋に入る前、額を文机にぶつけたのを見せてと言われ、前髪を上に上げる。

「(これぐらいなら大丈夫なのにな~…)」

それでも、家康とまだ居れるのが嬉しくて、顔がにやけるのを必死に堪える。


「(というか……私もしかして……)」

さっきの台詞、『好き』って言ってるのと変わらない…よね?
もしかして家康にバレた…?

頭の中でグルグル考えていると


「ちょっと赤くなってるけど、大丈夫そうだね。」

「これぐらい大丈夫だよ…」

前髪を下ろそうと手を離す。
少し跡がついたのを手櫛で直すと、なぜか家康の手が私の前髪を上げた。


「?家康?」


ジーっと私の額を見ている家康




だんだん家康の顔が近づいてきて




「いえや…」




す…って言おうとしたと同時に




チュッ




額にキスされた




/ 663ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp