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【跡部】All′s fair in Love&War

第5章 ゆく川の流れはたえずして





「忍足っっっ聞いてぇぇええええ!!!」
「ハイハイ、今日は跡部がどうしたん、姫さん」


今にも泣き出しそうな、なんとも情けない表情で駆け寄ってくる松元を、いつも通り笑って待ち受けてやる。何でも聞いてやろう、とあの日誓った――今でも忘れない、甘く残る痛みと共に覚えている。あれは、中学一年生になる前の三月だったか――


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