第29章 一緒に…
第三者目線
「んんっ!」
信長はその微笑みを浮かべた唇に、キスをするとその深さを一気に増していった。
一度解れた身体は、あっという間に熱を帯び、紅い華が増えるたびにその熱さは増していく。
首筋、肩、胸、腹、背、腕、足と、付けていない所がないほど、紅い華は咲き乱れ、なおの身体を飾っていく。
「…はぁ…んっ、あぁっっ」
なおは声を抑えることもままならず、その甘い声を天主に響かせる。
それがまた、なおの耳に届きその声に更に身体を熱くする。
信長もまた、触れる肌の熱さに己の肌も熱くなり、なおの甘い声に酔わされるような感覚に、欲塊が熱を帯びそそり立つのを感じていた。
紅い華を咲かせながら、信長は蜜壺に手をやる。
ーークチュ…
すでに濡れそぼるそこから、湿った音が聞こえ二人の身体は一気に熱を上げた。
「なお…長くは入れられぬ。触ってくれるか」
信長はそう囁くとなおの手を己の熱い塊へと導いた。
なおはおずおずとそれを握ると、優しく上下に手を動かす。
「ふっ…はぁ…なお」
「信長様…気持ちいいですか」
「あぁ…」
信長は答えるとなおの蜜壺へと手を伸ばし、中指をそっと差し入れる。
「んっ…あぁ〜あんっ!んんんっ!」
その手を上下に動かすとなおの口からまた、甘い吐息が漏れる。
ーーチュク…クチュクチュ…
「あっ…信長…さまぁ〜あんっ…あぁ」
「なおっ!そんなに強く握るな…」
信長はなおの愛撫に耐えきれず、指を一気に3本差し入れると、なおの弱い所を執拗に攻める。
ーーグチュン…グチュグチュ…グチュグチュン
「ひっっ!あぁーー!だぁめぇっ!やっ、やっ!」
性急に高みへと登らされ、なおは頭を振りそれを逃そうと、身体をよじる。
「なお…いけ」
信長は逃げようとする腰をしっかりと押さえ込み、指を更に激しく動かしなおを追い詰める。
ーーグチュン!グチュン!グチュ!…
「うっんっ!はぁ〜ああぁぁ!だめぇぇーーーっ!」
ーービシャビシャァ!