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【A3!】長編小説

第8章 寄り道




『ん〜!美味しい〜!』

真奈「ん、おいし」

十座「…うまい」

天馬「うまいな、これ」

太一「みんなで寄り道楽しいッスね〜!」

一成「それな!みんなで写真撮っちゃお!イエーイ!」

太一「イエーイ!」

一成「ゆき!美味しい?」

『うん!とっても!ありがとうカズくん!』

一成「めっちゃかわたん!一緒に写真撮ろ!」


カシャッ


一成「いいじゃんいいじゃん!」

太一「俺っちもコヨミチャンと写真撮りたいッスー!」

『うん!撮ろ!』

一成「並んで並んで!撮るよー!」

太一「イエーイ!」


真奈「………」

十座「………」

天馬「………」

一成「何か3人とも暗くない!?」

真奈「あ、すいません……美味しい物って黙って食べちゃうんですよね…」

十座「うまい…」

天馬「俺は別に……なかなか食べたことない味だったからびっくりしただけだ…!」

一成「テンテン素直じゃないなー!美味しいって言えばいいのに!」

天馬「んなっ!!俺はいつでも素直だ!!」

真奈「顔赤いですよ」

天馬「赤くねぇ!」

『あははっ!』

天馬「笑うなコヨミ!」


―――――


『ただいまです!』

臣「お、おかえり。みんな一緒だったのか?」

『うん!みんなで寄り道してきた!』

臣「よかったな〜」

臣はコヨミの頭を優しく撫でた

太一「ただいまッス〜!」

一成「ただいま〜♪」

真奈「お邪魔します」

臣「お、真奈も一緒か」

真奈「ども」

臣「晩飯食べていくか?」

真奈「え、あ、いや…」

『食べていけばいいのに』

真奈「……じゃあ、お言葉に甘えて」

臣「あぁ、わかった」

『やった!臣さんのご飯とっても美味しいんだよ!監督のカレーも美味しいし、綴くんのチャーハンも美味しくて…!』

真奈「わかったわかった、よかったね、毎日おいしいご飯で」

『うん!』

真奈「(前にお弁当食べたから美味しいのはわかってるっての。まぁ…楽しそうだからいいか)」

『時間になるまで部屋に行こう!』

真奈「うん」


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