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【A3!】長編小説

第8章 寄り道




『終わったぁぁぁぁ………!』

真奈「お疲れー」

長かったテストの時間が終わった

『もう頭真っ白ー……』

真奈「よしよし」

真奈はコヨミの頭を撫でた

『えへへ……』

真奈「帰るよ、ほら」

『はーいっ』

カバンを持って校舎を出た

一成「あ、おかえり!二人とも!」

『カズくん!』

一成「迎えにきたよん!」

真奈「じゃ、あたしはこれで」

『え、真奈!一緒に帰ろうよ!』

真奈「え、でも」

一成「マナマナも行こうよ!インステ映えするとこ連れてくからさ!今日頑張った二人にご褒美!」

『いいんですか!』

一成「もち!あ、でも皆にはナイショね!」

真奈「(マナマナって何だ)」


―――――


一成「ここのアイス、インステで今人気なんだよね〜!」

『うさぎのクッキーが乗ってる!可愛い〜!』

一成「ね!マナマナはどれがいい?」

真奈「マナマナって何すか…?」

一成「もち、真奈チャンのあだ名!」

真奈「あだ名……」

一成「で、マナマナはどうする?」

真奈「じゃあ…チョコ味で」

一成「りょ!ゆきはイチゴかな?」

『うんっ!』

一成「ちょっと待っててねん!」

『はーいっ』

真奈「………」

『どうしたの?』

真奈「いや…何ていうか…兄がいたらこんな感じかなーって」

『わかる!お兄ちゃんみたいだよね!』

真奈「ひとりっ子だからね……。まぁ弟みたいなのはいるけど」

『いいなぁ〜。そんな人もいなかったからなぁ〜』

一成「お待たせ!」

『あ、おかえり!カズくん!』

真奈「あれ」

太一「真奈チャンも一緒だったんスね!」

『太一くん!』

真奈「ども」

天馬「よぉ」

真奈「おー、本物の皇天馬さんだ」

天馬「お前は確か…コヨミの体育祭の時にいた…」

真奈「津島真奈です。よろしく」

天馬「あぁ。コヨミから聞いてる」

『十座くんも一緒で……どうしたの?』

太一「天チャンと十座サンと寄り道したいって話になって、アイス食べたいってなったんス!コヨミチャンは?」

『私は真奈と迎えに来てくれたカズくんと寄り道しようーって!』

太一「おんなじッスね〜!」


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