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【A3!】長編小説

第5章 お返しのプレゼント




『おまたせー!』

幸「あ、来た……それ…」

『えへへ、付けてみた!』

椋「シュシュ可愛いね!」

『幸くんにもらったんだ!』

椋「すごく似合ってるよ!…あ、これ」

『うん!椋くんがくれたキーホルダーも付けちゃった!』

椋「わぁ〜!嬉しい!」

一成「あれ、ゆきかーわいい!」

『ありがとうございます!』

一成「1000ええな!」

幸「ほら行くよ〜」

『あ、はーいっ!いってきまーす!』

一成「いってらっしゃーい!」

いづみ「いってらっしゃい!」


いつも通りに学校へ向かい、二人と別れた


真奈「今日髪型違うね?」

『うん!幸くんにシュシュ貰ったから変えてみたの!』

真奈「似合うじゃん」

『ありがとう!』


―――――


授業も終わり、体育祭についての話し合いが始まる

『(ちょっと遅くなりそう…連絡しなきゃ心配するかな…)』

コヨミは机の下でスマホを見る

『(…!)』

《今日は俺が迎えに行くね。終わったら連絡してね》

『(紬さん……今日は…体育祭の話し合いが、あるので…遅くなりそうです…っと…送信)』

真奈「迎え大丈夫?」

『うん、大丈夫。真奈はレッスン大丈夫?』

真奈「結構ギリギリだから途中で帰る」

『わかった』

真奈「あたしはどうせ出ないし…話し合いに参加してもねぇ…」

『真奈も出ようよぉ…』

真奈「やーだ。パス」

コヨミが再びスマホを見る

《何時になっても大丈夫だよ。》

『(優しいなぁ…)』


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