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【A3!】長編小説

第4章 番外編「みんなへおすそ分け」




密「コヨミ」

『密さん!』

花瓶をもらって部屋に花を生けてリビングへ向かう途中で密に会った

『お部屋に行くんですか?』

密「うん…これ…」

『マシュマロ?』

密「昨日、チョコくれたから…お返し…」

『密さんの大切なマシュマロもらっちゃっていいんですか?』

密「うん」

『ありがとうございます!……おいひいです!』

密「昨日のチョコ…美味しかったよ」

『よかったです!』

密「じゃあオレ…寝るから…」

『はい!おやすみなさい!』



コヨミは密と分かれてリビングへ

臣「コヨミ」

『?』

臣「桃のゼリー作ったんだけど…食べるか?」

『食べます!』

綴「即答だな」

『えへへ…』

リビングでは太一たちがテレビドラマを見ていた

太一「今回もドキドキの展開ッス…!」

『何のドラマですか?』

太一「コヨミちゃん!」

万里「太一が今ハマッてる恋愛ドラマだと」

『へぇ…一緒に見てもいい?』

太一「もちろんッス!」

コヨミはゼリーを食べながら太一と万里の間に座った

太一「うう…じれったいッス…!」

万里「ベタな展開だな」

『…………』

万里「ずいぶん真剣に見てんだな」

『え?あ、いや…恋ってしたことないから…どんなのだろうなって思って…』

万里「初恋もまだなのか?」

『うん…』

太一「俺っちも恋したいッス~!!」

『太一くんモテそうなのに…』

太一「ホントッスか!?」

『うん!かっこいと思うよ!』

万里「コヨミー、俺は~?」

『万里くんもかっこいいと思うよ。学校でキャーキャー言われてそう』

万里「そうでもねぇよ」

太一「万チャンはかっこいいッスよねぇ」


ドラマが終わり、2人ともお風呂や課題をやりに行った

『(あ…映画やり始めた…)』

テレビをつけていたら見たことのない映画をやり始め、見ているうちに眠気に襲われた


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