第4章 番外編「みんなへおすそ分け」
一成「あれ、みんな集まってる感じ??」
三角「かず!」
一成「みんな考えることは一緒みたいだね!はい、ゆき!」
『…?』
一成からもらったのは小さい袋
『わぁ…!』
中身は可愛いブレスレットだった
一成「一目見たときにゆきに似合うーって思ってさ!」
『こんな可愛いブレスレット…いいの…!?』
一成「いいのいいの♪」
『ありがとう…!』
―――――
夕食を食べ終わり、部屋に戻ろうとした
ギュッ
『!』
万里「コヨミ♪」
『万里くん!』
後ろから抱きしめられて見上げると万里の顔が
万里「これ、やるよ」
『?』
コヨミの目の前に小さい箱
箱の中身をあけると中には指輪が
太一「ぶっ!!万チャン!?」
一成「セッツァーそれ絵面ヤバめ!」
『ピンキーリングですか??』
万里「おう。女子たちが騒いでたんだよ。ピンキーリングつけてると願い事叶うって」
『そうなんですね!』
太一「プロポーズみたいでドキドキしたっす~!!」
万里「太一…」
『あはは、万里くんモテそうだから私なんて眼中じゃないよ!』
万里「え」
『ありがとう、万里くん!お願い事しながら大事につけるね!』
万里「おう」
椋「わぁぁぁ…少女マンガみたいでドキドキしちゃったね…!」
幸「まぁ、ネオヤンキーにコヨミは渡さないけど」
椋「え…幸くんもしかして…」
幸「何?」
椋「ううん、なんでもない」
幸「コヨミ」
『幸くん!どうしたの?』
幸「ちょっと来て」
『え、うん』
着いたのは幸の部屋
幸「これ、あげる」
『シュシュ…?』
幸「そ。生地が余ったから作ってみた。色もコヨミに合いそうだったし」
『ありがとう…!嬉しい!』
幸「髪、いじっていい?」
『うん!』