第4章 番外編「みんなへおすそ分け」
―――翌日―――
咲也「コヨミちゃん!」
『咲也くん?』
咲也「昨日はありがとう。これ、昨日のお返し」
『わぁ!可愛いペン!でも私…チョコしかあげてないよ…?』
咲也「うん、そのチョコのお返しだよ!」
『ホントにいいの…?』
咲也「うん!」
『ありがとう!大切に使うね!』
咲也「ほら、真澄くんも」
真澄「……これ」
『え…?』
真澄が渡したのは咲也と違う可愛い柄のペンだった
『え、え、何で…』
真澄「昨日の…お礼…」
『真澄くん…。ありがとう!』
コヨミはペンを持って嬉しそうに自室へ向かった
東「コヨミ」
『東さん?』
東「これ、今日届いたんだ。新作のぬりえ」
『わぁ…!素敵な絵…!』
東「これコヨミにあげるね。なぜか2冊来たんだ」
『え、いいんですか?』
東「うん」
『ありがとうございます!』
―――――
『えへへ♪嬉しいなぁ…』
コンコンッ
『はーいっ…三角さん!』
三角「コヨミ、これあげる~!」
『可愛い!いいんですか?』
三角「うん!スーパーさんかく君だよ!」
『早速カバンにつけますね!ありがとうございます!』
三角「えへへ~♪コヨミ、ぎゅー♪」
『三角さん温かい~…』
太一「あーー!三角サンずるいっす~!!」
三角「あ、たいち!」
『おかえりなさい!』
天馬「おう。コヨミ、これ」
『…?』
天馬から袋を受け取る
『…!』
中身を見ると中にはシュークリームが
『美味しそう!』
天馬「たまたま学校帰りに移動販売が来てて…昨日もらった礼だ!」
『えええっ、チョコより対価が倍ですよ…?』
天馬「いいんだよ!」
太一「天チャンは恥ずかしがりやっすね~!」
天馬「はぁ!?」
太一「コヨミちゃん、これどうぞっす!」
『え?』
太一からもらった袋の中にはカラフルなキャンディ
『綺麗だね…!もらっていいの…!?』
太一「もちろんっす!」
『ありがとう!』