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【A3!】長編小説

第4章 番外編「みんなへおすそ分け」




三角「あ、コヨミだ~!」

『三角さーん!』

三角に向かって走っていくとコヨミを抱き上げる

三角「何してるの~?」

『三角さん、これどーぞ!』

三角「チョコレート!」

『さんかくじゃなくてごめんなさい…』

三角「さんかくは好きだけど、コヨミのことも大好きだから、すっごく嬉しいよ!」

『ホントですか…!私も嬉しいです!』

三角はコヨミの頭を撫でた


―――――


『あ、密さんと紬さんだ…』

庭を見るとそこには花の世話をしている紬と寝ている密がいた

『紬さん』

紬「コヨミちゃん?どうしたの?」

『これどーぞ!』

紬「チョコ…くれるの?」

『はい!みんなに配ってるんです』

紬「そうなんだ。ありがとう」

『密さんにも…あ、でも寝てるからここに置いておこう』

紬「うん、きっと喜ぶよ」

『マシュマロじゃないから残念がるかもしれませんけど…』

紬「そんなことないよ」

『えへへ…』

紬「あ、そうだ。丞にはあげた?」

『まだです』

紬「丞は稽古部屋にいると思うよ」

『ありがとうございます!』

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