第3章 昔のこと
幸「ただいま~」
椋「ただいまです」
至「ただいま」
『ただいまです』
いづみ「おかえり……わぁ!コヨミちゃん可愛いね!」
『幸くんたちに選んでもらったんです!』
いづみ「とってもよく似合ってる!」
『えへへ…///』
一成「何なに~?あ~っ!ゆきメッチャ可愛いじゃん!」
あっという間にみんなに囲まれた
東「うちのお姫様はみんなに大人気だね」
臣「そうですね」
誉「はっ…!降りてくる…降りてきそうだ…!!」
紬「よく似合ってるよ」
三角「コヨミ可愛い~!」
『ありがとうございます』
コヨミはワンピースをハンガーにかけて眺めていた
『こんなに素敵なワンピース…嬉しいなぁ…』
コンコンッ
『はい!』
いづみ「コヨミちゃん、ちょっといい?」
『はい…』
いづみについていくとリビングへ
『あ…』
リビングに行くとそこには春組のみんなが
咲也「あ、コヨミちゃん!」
『こ、これは…』
いづみ「コヨミちゃんにはまず、春組公演の舞台に出てもらいます」
『えっ…!いきなり…いいんですか…!?』
いづみ「もちろん!」
綴「これ…脚本…」
『綴さん!?どうしたですか!?』
綴はソファーでぐったりしていた
シトロン「ツヅルはいっつもだヨ!」
『いっつも…?』
いづみ「脚本書くのに閉じこもって、睡眠もとらないで書くからこうなっちゃうの」
『大丈夫ですか…?』
綴「うん…ごめんね…大丈夫だよ」
咲也「今回は花がモチーフなんですね!」
綴「うん。コヨミを見たときにひらめいたんだ。モチーフは親指姫なんだ」
いづみ「うん、花から生まれるお姫様。ぴったりだね」
『え、あの、何か…私が主役になってる気がするんですけど…?』
いづみ「??そうだよ?」
『いきなりそんな大役もらっていいんですか!?』
いづみ「いきなりも何も…今回はコヨミちゃんのお披露目もかねてるから」
『私は嬉しいですけど…皆さんが納得しないと…』
至「俺はいいけど」
シトロン「ワタシもいいヨ」
咲也「オレも!楽しみです!」
真澄「俺はアンタがいいなら別にいい」
いづみ「あたしは大賛成」
『が…頑張ります…!!』