第13章 雷の鳴る夜に ※三日月宗近R18
三日月の昂りがぐっと奥まで挿し入れられ、その質量に体が戦慄く。
苦しいけど、気持ちがいい。
腰をぐっと三日月に掴まれ、ゆさゆさと小刻みに動かされると、その摩擦が快楽を生み、堪らず声をあげてしまった。
「あぁっん!!」
「主のここはひくひくと震えていて、俺のをきゅうっと締め付けているぞ?可愛いな……本当に」
三日月の熱い昂りがナカをじゅぷじゅぷと擦り立てる。
その度に甘い痺れが体中を回っていく。
激しく抜き差しを繰り返す三日月の熱が、おかしくなるほど気持ちがいい。
「あっ、三日月っ、そんな激しくしたら……おかしくなっちゃう……っ!」
「主、もっと気持ちよくしてやろうな。俺以外の刀など、見向きも出来ないくらい満たしてやるぞ」
ぎりぎりまで引き抜かれては、ぐんっとひと息に奥まで突き上げられる。
そのまま激しくぐちゅぐちゅと抜き差しを繰り返されるたびに、強い快感が全身を駆け巡った。
熱くて、このままお互いに溶け合えたらいいのに。
激しい突き上げと耳元に響く三日月の熱い吐息が、再び私を絶頂へと誘う。
「……っ、く……っ」
「ん、あぁっ……!」
放たれた三日月の熱い欲で、私のナカが熱く満たされる。
三日月は、ふっと満足そうにため息をついた。
私を見下ろす彼は、うっとりと恍惚とした表情をしながら、欲を余すことなく注ぐように、何度も腰をぐっと押し付ける。
その度に私の体に甘い痺れが襲ってきて、私は三日月にしがみついた。
「なんだか夢……を見ているみたい……」
体がふわふわしているような、不思議な感じかする。
あんなに怖かった雷も、激しい雨音も、聞こえてこない。
そして三日月は、愛おしそうに何度も私の額や頬、唇に口付ける。
「三日月……もう少し」
このままでいたい。
そう言おうとしたのに。
三日月と体を繋いだまま、彼の体温が心地良くて、私はそのまま意識を失ってしまった。