• テキストサイズ

ショートなR18妄想【刀剣乱舞】

第7章 学校の先生※へし切り長谷部R18



桜は授業中、ノートをとらないが成績は悪くない。
飛び抜けて良いわけでもないが、平均よりは上だ。

授業を聞くだけで覚えてしまえるのかと思ったが、そうではなさそうだ。
他の教科ではノートをとり、真面目に授業を受けていると、数学科の一期一振から聞いた。

「……俺の授業だけか」

一度気にしてしまうと、とにかく気になって仕方がない。
何故だと本人に聞こうとも思ったが、どう聞けばよいのか。

「何故、そんなに俺を……」

見ないでほしい。
そういうわけではない。
ただ、言いようのない感情が込み上げるのだ。

「………少し頭を冷やすか」

今は五限目、今日はもう自分の授業はない。
あとは昨日やった小テストの採点をするくらいだ。
今なら少し休憩してもいいだろう。

イスに掛けていた上着を羽織ると、一人になるため屋上へと向かった。



/ 275ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp