第31章 沖田総司の脇差※三日月宗近R18夢
私の身体を抱き締めたまま、三日月が腰を打ち付けてきた。
大きくなった昂りは、容赦無く擦り上げ、疼く奥を確実に突く。
そのあまりの強い快感に、堪らず声をあげてしまった。
「はぁ……っんん、三日月っ、や……っ待ってぇ!」
「あ……あぁ、すまない。痛くしてしまったか?」
違う。そうじゃないの。
心配そうな顔をする三日月と目が合うと、首を左右に振った。
「三日月のおっきいのが、中で擦れて……気持ちがいいのぉっ」
「そ、そうか……すまない、と言うべきなのか?」
ふっと困ったように小首を傾げて笑う。
「霧雨、もっと……激しく求めてもよいか?」
これ以上、激しく?
身体が壊れてしまうのではないかと心配になる。
けれど、より強く求めてもらいたい気持ちの方が大きかった。
「う、ん……いっぱいいっぱい、三日月に求めて欲しい」
返事を言い終えると同時に、三日月は激しく腰を使い始めた。
奥深くまで熱を埋め込まれ、中を余すことなく擦られる。
とてつもない質量に内部が拡げられ、激しく責められれば、繋がったところから漏れる水音が淫猥に響いた。
三日月は攻め手を緩ませることなく、身体に刻むかのように得も言われぬ快楽を植えつけていく。
「ああ、堪らぬな……霧雨は。もっと欲しくなる……」
これほど強く求められると、気が遠くなりそうだ。
感覚はここにあるのに、あまりにも強い悦に意識が遠いところへ行ってしまいそうなのだ。
気持ち良いのが強すぎて、腕の痛みなんか忘れてしまえる程に。
触れ合う三日月の身体がびくんと震えて、奥深くまで埋められた熱が跳ねた気がした。
同時に、お腹の奥へと熱いものが注がれる。
たっぷりと、余すことなく注がれる三日月の蜜の感覚に、何とも言えない満足感を得られた。
「は……んっ、みかづ、き」
三日月が余韻に浸るかのように、優しく身体を抱き締める。
「霧雨、今しばらく……このままでいたい」
三日月に応えるように抱きしめ返すと、すっと頭を撫でられた。
繋がりを解かないまま、互いにまどろむ。
こうしていると、なんだか安心する。
途端に瞼がすごく重く感じられて、三日月の温もりに包まれたまま意識が夢へと堕ちていった。