第31章 沖田総司の脇差※三日月宗近R18夢

全身に力が入り、押し寄せる絶頂にぎゅっと目を閉じた。
身体中に溜まった甘い愉悦が、ぱんと弾けて、頭の中が真っ白になる。
この瞬間は好き。
けど、すぐにもっと大きな悦が欲しくなっちゃうの。

「ぁ……三日月っ、お願、挿れてぇ……っ！」

「すっかり、ねだり上手になったな霧雨。可愛いやつめ」

腰を引き寄せられ、三日月の昂ったものが押し充てられる。
淫蜜に濡れた秘部に、屹立の先がぬちゅぬちゅと擦りつけられた。
その刺激に蜜口は浅ましく疼き、挿れられるのを今か今かと期待している。

「……っん」

熱く滾った雄芯がゆっくりと挿入されてくる。
一気に奥まで挿れず、たっぷりと中を擦るようにじっくりと突き進んでいく。
達したばかりの中は彼の熱にきゅうと絡み、そのせいで彼の熱の動きがはっきりと感じ取れる。

「霧雨、とろとろに濡れているな。感度もよく、とても攻め甲斐のあるよい身体をしている」

「んっあぁ……三日月ぃっ」

ゆっくりと昂りを抜き差ししながら、三日月は私の首筋や耳、そして唇に口付ける。
彼が動く度、繋がりあった箇所から淫らな水音がし、それがさらに私の身体を熱くさせた。
ぐぷんと奥まで挿し込まれると、一際高い声が漏れた。

「よい声をあげるな。こうしていると、このまま愛らしい霧雨を、離したくなくなる」

頬を撫でながら甘く囁くと、優しく抱き締められる。
同時に、中におさまっていた彼の熱が、ぐん、と質量を増した。

中が押し拡げられ、苦しいのに、堪らなく気持ちが良い。
意識していないのに、きゅううっと彼の熱をしめつけてしまうと、三日月が切なげに眉根を寄せた。