第31章 沖田総司の脇差※三日月宗近R18夢
胸の感触を確かめるように、下から上にゆっくりと揉まれる。
その緩慢が動きや、布ごしの刺激がもどかしい。
「霧雨の身体はどこも柔らかくて、愛らしいな。ここも直に触れば、さぞかし柔いだろうな……」
耳元で甘く囁かれると、体がぴくんと震えた。
サラシを解かれ、彼の手が乳房を包み込むように触れる。
直に触れられたいと思っていたせいだろう。
胸の頂きに、熱を持った指先が少し擦れただけでも感じてしまう。
先端はつんと硬く尖り、その様を見た三日月は笑みを浮かべた。
「ふ……ぁ、あ……んっ」
「悦いのか?ならもっと、悦くしてやろう」
三日月は胸を揉みながら、すっかりはだけていた私の着物を脱がすと、彼の眼前に身体全てが露わにされた。
残念ながら、さほど大きくない両の乳房を鷲掴まれたかと思えば、片方の胸の尖りに唇を寄せられる。
「赤く、腫れているな。ここも、舐めてやろう」
意地悪そうな笑みを浮かべると、私の返事も聞かず、舌を使って愛撫し始めた。
先端を舌で転がすように舐め、そうかと思えばちゅっと吸いつかれる。
もう片方の頂きは指先でくにくにと弄られ、その堪らないほどの悦に、お腹の奥がジンと熱くなった。
「悦いだろう?」
「ん、んぁ……っみ、三日月……、それ……ぁ」
舌や唇を使って執拗に愛撫され、ぴちゃぴちゃと淫らな水音が響く。
「だが、まだ足りない。そうであろう?……俺もだ」
囁くような、けどはっきりと聞こえる三日月の声は艶やかで、身体や心に響いてくる感じがする。
まるで心を揺さぶるかのようだ。
この声で甘く囁かれたら、否とは言えるわけがない。
三日月は私の身体を倒すと、脚を左右に開かせた。