第28章 無知な審神者は近侍に一服盛られる※一期一振R18
一期一振は桜の横に立つと、そっと桜の頰を撫でた。
「主、お気になさらず……」
「あっ……」
一期一振が桜に触れた瞬間、体がピクンと震えた。
「頰が熱くなっていますね……つらいですか?」
「ごめ、んなさい……なんだか、体が変で、その……っ」
触れられているところから、じわっと甘い刺激が体に伝わっていく。
やがてその甘さは全身に回り、体の奥がきゅんと疼く。
桜がふっと息を漏らすと、一期一振は彼女の体を支えながら、桜の体を起こした。
「正直に答えてください。体が熱くてだるさがある……けれど、体に触られると気持ちが良い、ですか?」
「は、はい……そう、です」
桜の瞳から溢れた涙を拭うと、すりすりと耳たぶを摘む。
一期一振は耳殻から耳たぶまで、すうっと人差し指と親指で擦った。
それだけなのに、桜の体はピクんと反応してしまい、じわりと、先程まで自分で弄っていた秘部から何かが滲み出る感じがした。
桜は気持ち良さにキュッと目を閉じると、唇に柔らかいものが押し当てられる。
「ん……っ」
桜が驚いて目を開けると、一期一振の顔がすぐ近くにあった。
押し当てられたのは、一期一振の唇。
温かく、柔らかい彼の唇から、ぬるりとした舌が桜の唇の隙間から差し込まれる。
「んんっ……」
一期一振の舌が桜の舌に絡められては、厭らしく口内を這う。
舌が粘膜と擦り合わされる感覚が鮮明に感じられ、桜はビクビクと体がはねた。