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ショートなR18妄想【刀剣乱舞】

第21章 路地裏イチャイチャ IN 不動行光


「じゃあ、目を閉じて」

けど、他の短刀の子より、少し彼は大人びているから。
不意に見せる彼の寂しげな表情が、そうさせたのか。

愛情を表す、親愛の口付けを。
唇に、してしまった。

「ちょっ、ちょっと!なっ!?これって……」

不動は驚いたのか、飛び上がるように立ち上がった。

「愛情、返して頂きました」

そんな彼ににっこりしながら言うと、不動は顔を真っ赤にしながら狼狽えた。
その表情、仕草がとても可愛らしい。

いつも甘酒で酔って顔を赤くしている時と違った、可愛らしい表情。
その顔を微笑ましく見つめていると、不動はぷうっと頬を膨らませた。

「…………ごめん、怒ったよね?」

さすがに、このやり方はマズかったか。
立ち上がり、俯く不動の顔を覗き込もうとしたら、ふいに肩を掴まれた。

「……んっ!」

肩を掴まれた勢いで、ドンと体が壁に押し当てられる。
驚いて彼の顔を見ると、不動の顔がすぐ目の前まで寄せられ、今度は彼の方から唇を重ねられた。

「ぁ……っふ……っん!」

何度もキスをし、次第に口付けが深いものへと変わっていく。

逃げようとしても、舌が何度も捕らえられ、クチュクチュと互いのだ液が絡み合うような音が耳に届く。
その甘くて強引な口付けに、腰の力が抜けそうになる。

ふいに体を密着させるように強く体を抱き寄せられると、下半身に何かがあたった。

「……っ!?」

衣服越しでも、わかるほど。
彼のそこは、確かに熱く、硬くなっていた。
無意識なのか、不動は体を密着させては、グリグリと彼の昂ぶりを押し付けてくる。

「んっ、ぁ……っ」

不意に、その熱が敏感な部分にグッと押し付けられ、キュンとお腹の奥が疼く。

慌てて唇を離すと、彼は陶酔したような表情をしていた。

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