第2章 ✩story1✩ お仕事のお依頼
「……てか、てかなぁ……」
「サクヤくんとかっていうフィアンセいるんだっけ?(笑)」
「っ宮田!まだ決まったわけじゃねーよ!
あれはのお父さんたちが勝手に決めたことなんだよ!」
「……自分がお婿さんにでもなるつもりなの?」←
「っそうだよ……って!何言わすんだよ二階堂!」
「うっわ……(引)」
「お前が振っといて勝手に後ずさりすんな!」
宏光と高嗣が言い合いをしていると健永は
空気を読んでいるのか読んでいないのかわからないが……
「悪いけど、このテーマは俺が1位とっちゃおうかなぁ♪
なんやかんや言って、俺に一番懐いてくれてるし!宮田には絶対負けないね!」
「舐めてもらっちゃあ困るな(笑)
俺だって自信ありまくりだよ!」
「……料理のネタ、来ないかな……来たら絶対1位取れる自信ある!」
「渉、お前もう少し別のテーマにも力入れろよ(苦笑)」
「俺は料理に命かけてるからね!ほかのテーマは太輔やタマに譲るよ。
うん、俺諦めてるし。」←
「諦めんなよ……(汗)」
こうして打ち合わせは終わり宏光は早速いえに帰り
の説得を試みることにするのだった。
打ち合わせが終わった頃は……
「あー美味しかった!
これは父さんの分で、こっちは北山さんの分ね!」
「ん、ありがとうなの。」
子供たちだけのお菓子作りは無事に終わり、家の中で沢山遊んだ3人。
「もう夕方になったし、そろそろ帰ったほうがいいんじゃないかな。」
「ん、でもパパまだ帰ってきてないの。」
はLINEの画面に目を送る。
「じゃあ、もう少しいる?いえまで遠くないしね!」
「ん、またシルバニアで遊ぶの。」
「「ぇ……」」←
((またシルバニ……))
ちなみにが好きなおもちゃはシルバニアファミリー、
だが一番好きなのはプリキュアである。
「プリキュアのほうがいいの?」
「「っシルバニでいい!」」
((プリキュアはなおさら嫌だ……))←
「わかったの。」
「「……。」」
((女子の遊びばっか……))
が来ると大体が女の子の遊びになる(笑)