第2章 ✩story1✩ お仕事のお依頼
宏光side
「さーて、帰ったらを説得説得……って、はまだ帰ってきてないよな?
LINE送っとこ……『そろそろ帰ってこいよ。俺もいえに向かってるから』っと……」
すると数秒後に既読がつき『わかったの。』と一言返ってきた。
「これでよしっと……ちゃちゃっと帰っか!」
宏光は車を出し自宅マンションへ向かって走らせた。
side
「パパそろそろ帰ってくるみたいなの。」
「じゃあ送っていくよ、僕も父上のところに行かなくちゃ」
「俺も行く!」
「リョウガはここで御子柴さんを待ってて?
いなかったら悲しむよ?」
「むぅ……サクヤばっかり!の婚約者だからってぇ……」
「まだ決まったわけじゃないよ(苦笑)」
「王様が直接言ったんだ、もう婚約者になったも同然じゃん……」
「はいはい、わかったよ(苦笑)
リョウガも一緒に行くか?」
「うん!」
「みんなで行くの。」
結局みんなでを送り届けることになったのだった。
「10階だよね?」
「ん、そうなの。」
「部屋は1〇…「リョウガ!?」あ、父さん!」
マンションに入ろうとした時ちょうど後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「御子柴さん、お仕事のお帰りですか?」
「あぁ、買い物をしてきた。おや?も遊びに来ていたのかい?」
「ん、2人に送ってもらったの。」
「それはよかったな(笑)
サクヤくんは、お父さんのところに?」
「はい、を送り届けたらそのまま行く予定です。」
「わかった、また遊びに来なさい。
リョウガやも楽しみにしているからな。」
「はい、機会があればまた必ず。」
「それじゃリョウガ、俺たちはそろそろ戻ろう。
夕飯の支度もしないといけないからな。」
「うん!じゃあ、また今度ね!
サクヤも元気で!」
「「ん/うん!」」
「父さーん、今日のごはん何?」
「ミートソースだよ。」
「やったー!」
リョウガは翔と手を繋ぎ自宅へと帰っていったのだった。
「じゃあ、僕たちも行こ。」
「ん。」