第2章 ✩story1✩ お仕事のお依頼
_宏光side
宏光が泣いている頃、スマホにコールが鳴り響いた。
「んぁ?誰だよぉ……こんな時に……もしもし?」
渋々電話に出る宏光。
電話の向こうから聞こえてきた声は……
『おい北山!』
_ビクッ!「よ、よこ、横尾さんっ!?」
渉だった。
『何呑気にしてるんだよ……今どこ?』
「ど、どこって……自宅……」
『今日はキスブサの打ち合わせだろ!
早く来い!みんな待ってるんだぞっ!?』
「……うぇぇぇ!?」
『……早く来いよ。』
「は、はい……(汗)」
(横尾さん怖いっ!)
宏光は電話を切ると急いで家を出た。
「打ち合わせだなんて
聞いてねーよっ!(涙)」←「「「ちゃんと言いました。」」」by.キスブサスタッフ
そして宏光は念のためにLINEでに伝えることにした。
『急な仕事の打ち合わせはいった(;´д`)
もしかしたら帰る頃いえにいないかもしれない。』
するとしばらくして返信が来た。
『わかったの。今リョウガとサクヤと一緒にクッキー作ってるの。』
「おぉクッキーかぁ……俺にもお土産あるかなー♪」←
宏光はクッキーがもらえると信じお台場のフジテレビへ向かった。
なんとかフジテレビについたが……
「北山!打ち合わせ日を忘れるってどういうことだっ!(怒)」
「す、すいません……」
渉にこっぴどく叱られるのだった。
「ま、まぁまぁ横尾さん(汗)
キスマイ全員揃ったということで打ち合わせを始めましょう……。」
スタッフは渉のあまりの怖さに体を震わせていた。
そして打ち合わせ内容は……
「実は、北山くんと一緒に暮らしているちゃんに
マイコ役をやってもらいたいんだよ。」
「「「……えぇぇぇ!?」」」
キスマイメンバーは一同に驚きの声を上げた。
そしてなにより一番驚いていたのはもちろん……
「っちょっと!それってをテレビに出すってことですよね!?
、子役タレントでも何でもないんですよ……?
なのになんで……」
宏光だった。