第3章 ✩story2✩ カッコいいお風呂の入れ方
「ヤバイ第5位でした。コメントがとんでもないことになっておりましたが、
まだこれより下が2人おります。」
「っちょっと……2、3位との差が凄すぎて……(汗)」
「山田さんすっかり引いておりますね(苦笑)」
「宮田くんのは笑い話で済むんですけど、二階堂くんのはちょっと……(汗)」
「ちゃんかわいそすぎる!」
「そういうタマは大丈夫なのかよ(苦笑)」
「俺一位だもん!」
「でも、藤ヶ谷まだ残ってるぞ?(苦笑)」
(絶対タマは6位か7位だろ……)
「さすがにこれより下は俺ねーよ……これで6位7位だったらショックだよ。」
「藤ヶ谷さんは自信ありで?」
「もちろん。だってあれより下なわけないですもん(苦笑)」
「さて、6位は横尾さん玉森さんどちらなんでしょうか。」
「佐野さんもタマが1位って思ってないね(笑)」
「ケッコウヤバイ第6位は……」
“ででんっ!”
「横尾渉っ」
「よぉし……!」
「なぜここでガッツポーズでしょうか。」
「マジかー……」
_ピコピコピコ
「……。」
「ちゃーん……そりょ、そろそろお風呂の時間だよ。」
〈噛んだw〉
〈顔ウケるw〉
『『『はははははは(笑)』』』
『早速噛みました』
『渉ホント出だしでやらかすね(笑)』
『顔はいいじゃん!』
「まだゲームしてるの。後で入るの。」
「後ででって言っといて結局入んないでしょ?
だから入っておいで。」
〈は?〉
〈ちゃんと後で入るって言ってんじゃん〉
〈なぜ決めつけ?〉
〈お前に指図される筋合いない〉
「いや……後でで入るの。」
「だから、それがダメって言ってんの。」_ヒョイッ
高嗣同様からゲームを取り上げる渉。
〈無理やり!?〉
〈乱暴にしないで〉
〈ゲーム返せ〉
〈なんか傷つく怒り方〉
「ほら、入ってこい。
それまで俺が預かるから。」
「わかったの……」
ちょっとショボンしながら浴室へ歩いていく。
〈ちゃーん(´;ω;`)〉
〈心無い怒り方〉
_“ででんっ”〈ちゃんが可哀想な映像〉