第3章 ✩story2✩ カッコいいお風呂の入れ方
『宮田以下って何やらかしたんだろ(笑)』
_ピコピコピコ
「もう少しでピーチ姫ゴールなの♪」
【お?あと少しでゴールなんだね(*´∀`*)】
【マリオカートかな?可愛い♡】
『ここでまたもやちゃんへの癒しコメント。
しかし宮田さんより順位は下です。』
高嗣はの隣に座ってテレビを見ていた。
〈お前は何してんの?〉
そして高嗣はテレビを消し、
『おい、そろそろ風呂入る時間じゃないの?』
〈おいとか何様?〉
〈怖いよ〉
〈声の時点で嫌〉
『お、叱るパターン?』
「あと1周だけなの。」
「でも8時過ぎてんじゃん?」
「……。」
〈別に1周くらいいいじゃん!〉
〈入んないって言ってないんだから別にいいじゃん〉
〈子供相手だからって偉そう〉
『おいおいニカどうした!?』
『なんでお前は変に説教しようとすんの?(苦笑)』
「……。」
すっかり黙り込んでしまう。
〈ちゃん黙っちゃった……〉
〈かわいそう〉
〈もっと別の言い方があるはず〉
「……はい、ゲーム没収ー」_ヒョイッ
「ゲーム……」
高嗣はからゲーム機を取り上げる。
〈は?〉
〈何断りなく奪ってんの?〉
〈そんなことしても無意味〉
〈子供の気持ちわかってない〉
〈最低、子供にすることじゃない〉
『おいおいコメントヤベーぞ(笑)』
『だってあれ……子供にとっていい態度じゃないですよ(苦笑)』
『山田さん苦笑い、スタジオもどよめいております。』
「ほら、俺も一緒に入ってあげるから風呂場いこ。」
〈は?ふざけんな〉
〈傷つけておいてそれ?〉
〈絶対イヤ〉
〈あんたと一緒に入らなくても一人で入れる〉
『お前もかよ!』
『宮田とそこまで変わらねーじゃん!』
『てかまだ宮田がマシよ?』
『お前態度冷たすぎだろ(笑)』
「……ん、わかったの。」
「よし、いい子だね。」_なでなで
『『『きもっ!』』』
そしてふたりは浴室へ
〈ここでナデナデ!?〉
〈やるとこ間違えてる〉
〈ただの勘違い野郎〉
_“ででんっ”〈ただの自分勝手野郎〉