第2章 ✩story1✩ お仕事のお依頼
とサクヤがマンションに入った頃、宏光は既に帰ってきていた。
「あ、あれ……?まだ帰ってきてない……」
がうちの中におらず内心焦る宏光、だが……
_ピンポーン
「か!?」
「パパー、帰ってきたの。鍵開けてほしいの。」
「お、おう!すぐ行く!」
やはりのようだった。
宏光は急いで玄関の鍵を開けた。そして目の前にはと……
「さ、サクヤくん!?」
「こんばんは、外が暗くなっていたので送ってきました。」
「お、おう……それはどうも……」
(なんか娘が彼氏連れてきた気分っ!)←
「じゃあ、僕はそろそろ行くね。
……でも、寂しいなぁ……またしばらく会えないんだもん……」
「またすぐ会えるの。」
「……うん、そうだね(微笑)」
「……おーい、あのー……おーい、お二人さん……?」
(何2人の世界に入ってんの!?←
何この小さいカップル!!)
「じゃあ、また今度ね?」
「ん、ばいばい…_チュッ✩…なの。」
サクヤはのおでこに軽いキスをした。
そしてパパ発狂。
「えぇぇぇ!!??」
パパが発狂する中は特に表情を変えなかった。
「普通のキスは、もう少し先にするね。
ここじゃお父さんも見てるしね(笑)」←
「……。」
(あーはいはい、ここでパパが見てますよーだ!
何堂々とチュウしちゃってるわけ!?
てかもう少し先って何!?俺がいないところだったら普通にチュウしてたの!?)
「ん、ばいばいなの。」
「ばいばい!」
「……。」
(、満更でもなさそう……涙)
帰ってきて早々ダメージを喰らう宏光なのであった。