第2章 ✩story1✩ お仕事のお依頼
こうしてサクヤとも別れ……
「なぁ…………」
「パパ、どうしたの?」
「将来サクヤくんと結婚すんのか……?(涙)」
「父上が決めたことなの。だからするの。」
「はぁ……そうか……(涙)」
(やっぱ悲しー……)
「……パパ、」
「なんだー?(涙)」
「(まだ泣いてるの……うざいの。)←
……クッキー、持ってきたの。これパパの分なの。」
はサクヤ達と作ったクッキーを宏光に渡した。
「ま、マジか!?」
「(泣き止んだの……疲れるの。)←
サクヤとリョウガと一緒につくったの。」
「ありがとなー(笑)」
宏光は嬉しそうにの頭を撫でた。
「……。」
(パパのなでなで好き、なの。)
最近のは反抗期な部分が多だみられるが、
なんやかんやで宏光の頭なでなでは大好きなのである。
「なでなで、なの。」
「(アホ毛クルクルしてる…笑)
夕飯作るから、手洗ってこいよ。」
「ん、」
は手を洗いに洗面台へ小走りしていった。
「……今日は、和風パスタにしよっかな……
キスブサの話……晩飯の時に話そ、」
宏光は材料を冷蔵庫から取り出しパスタを作る準備を始めるのだった。
そして手を洗い終わったが宏光のもとへ戻ってきた。
「パパ、今日のごはん何なの?」
「和風パスタ!」
「リョウガのところ、ミートソースなの。」
「へー……被ったな(笑)
も、何か手伝うか?」
「ん、お手伝いするの。」
こうしてはパスタを作るお手伝いをし、料理をテーブルに並べた。
「美味しそうなの。」
は颯爽と席に着きフォークを手に取りすっかり食べるき満々あった。
「だな!が手伝ってくれたおかげだなー♪
あ、そうだ、」
「……?」
はフォークを握ったまま宏光を見上げた。
宏光も席に着き、
「ちょっと話あるんだけどいいか?」
「ん……どうしたの?」
「実はな、」