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【暗殺教室】恋をする瞬間をあなたに

第2章 新しい教室、改めて新たな出会い



そんな中、

烏間先生に「見ろ」と促されたので見ると、先生の言う通り砂場で大阪城を作った上に着替えて茶まで点てている。

なぜ急にそんなことをしたのかはわからないが。
間違いなく早いことには変わりない。


いろいろとこういうことがあって、体育の授業は終わった。


ありがとうございました、と全員で頭を下げながら言う。

そんなところを階段の上から見ている人が、1人。



それに気づかず、鳥間先生の事について話す。


「烏間先生、ちょっと怖いけどかっこいいよね」

「ねー!ナイフ当てたら、よしよししてくれるかなー?」


そう言う桃花ちゃんと陽菜乃ちゃんに凛花ちゃんと私が反応する。


「どうだろうね」

「もしそうなったら、嬉しいね!」

「花日も思うよね!?」

「うん、かっこいいと思う!」


2人に同意を求められ、頷く。

別のクラスになって仲良くなれるか心配だったけど、友達ができて良かった。

こんな話ができて嬉しく思う。


チャイムが鳴ったので皆と戻っていると、階段の上には彼がいた。


(停学明け、今日だったんだ)


あの時と同じ見慣れた赤髪が風に揺れているのが目に入る。他にも、いちごオレのジュースを相変わらず持っていて立ち仕草も変わっていなかった。



「よー、渚くん」



これもまた前と同じで、渚にそうやって挨拶をする。


そして私の方に目を向け、



「あの時以来だね、花日ちゃん。久しぶり」



前にあったことを指しながら言う"業"さん。



そう、赤羽 業が今日から来たのだった。







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