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~恋の花が咲く場所~短編集☆彡

第9章 私を奪って♡♡現代版家康のお話し☆彡


それから数日後。事務所で作業をしていると歌恋の母が出先から戻るなり娘に抱きつき・・・
母「歌恋―!」
「どうしたの?」
母「今夜家康君一家といつものホテルのレストラン【BlueLeaf】で食事するから!」
「分かった!分かったから離れてよー!」
母「んもー、冷たいだから・・・!」

たまにある徳川家と伊達宮家の食事会。母親同士が幼馴染というのもあり、ちょこちょこ行われる・・・。基本その時はお酒を飲む為、家には戻らずホテルに泊まるのが通例・・・。

(最近家康と会ってないからな・・・。家康も来れれば良いけど…。)


その夜。
家康母「あらー歌恋ちゃん久しぶり!本当美人になって、家の息子に勿体無い位だわ!」

「おば様お久しぶりです。」

家康母「今日も可愛い洋服着ててお似合いね♡」

今日は仕事後の為、秋物の新作のベージュ系の色のVネックのニットワンピに黒のタイツにショートブーツ。丈は膝よりも少し上目。

仕事の時でなければあまり着ないタイプのお姉さん系な感じでちょっと落ち着かない歌恋。

歌恋母「丁度家康君と徳川さんも来たんじゃない?」

家康父「伊達宮さん、お久しぶりですね!」
歌恋父「徳川さんもお元気そうで!新作のネクタイ着けて頂いて・・・。」

歌恋母「家康君!またイケメン振りに磨きがかかって・・・!」

家康「おば様お久しぶりです。」

家康母「さ、行きましょ♪政宗君の美味しい料理と、美味しいワイン楽しみだわー」

「親同士楽しそうだね。」
家康「まぁ三ヶ月ぶりだから・・・。」
(家康のスーツ姿久しぶりに見たけどカッコイイなぁ・・・。)

歌恋が家康のスーツ姿に見とれていると・・・
家康「ちゃんと前見ないと転ぶよ。」
「えっ・・・わぁ!!」

家康「・・・ドジ。。」
スーツ姿に見とれて足元からバランスを崩し家康の胸に飛び込む形になった。
「だって・・・。」
家康「行くよ。」
素っ気ない言葉とは裏腹に、優しく手を繋ぎレストランへと向かった。

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