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~恋の花が咲く場所~短編集☆彡

第4章 短冊に込めた願い~三成編~(微裏)


七夕当日。

「やはり、三成達は明日になりそうですね。」

朝餉の時に秀吉が言った。
若しかしたら一日早く戻れるかもしれないと・・・。

「本当ですか?」

「あぁ、だが、戻ってきてもすぐには会えないだろうな」

情報伝達の役目を担っているがため、信長達への報告、残っている武器や火薬などの確認など、帰って来てからも忙しいのが三成の仕事だと、光秀さんが教えてくれた。



「そっか・・・そうだよね。大丈夫!明日には帰ってくるならそれで!」


「ふん。相変わらず嘘が下手だなお前は。」

上座に座る信長が呆れ顔で口を開いた。

「まぁお似合いなんじゃない?」

すぐ隣りで食べる家康がぼそっと、呟く。
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