第15章 【KAGUYAHIME~かぐや姫~】
その夜は月明かりが朝陽に変わるまで何度も何度も体勢を変えてはランスロットは欲を歌恋の中へと放ち、歌恋もまたそれを受け入れた。
「あぁーーもぅー本当にこわれちゃーーーーぅん!」
「くっ・・・。締め付けるな…また出すぞ・・・」
(ここまでしてもまだ締め付けてくるのか・・・、これでは持たん・・・)
ランスロットが一瞬苦味を潰したような表情をし、その直後に・・・
どぴゅ、ごぴゅ、ドクドク、グチャー
「あぁーーん!!らめぇーーーー!」
「まだだ・・・、何度解放しても治まらん。」
背中を思い切り仰け反り、悲鳴に近い声が聞こえ、その度にランスロットのそれをぎゅうぎゅうに締め付け、その声で逆にランスロットの欲望を更に欲情させ、何度解放しても治まるところを知らなかった。
「んっ・・・ふぅん・・・ふぁ・・・」
顔を見合わせれば舌を絡ませ吸い付き、その姿はいやらしく、体力の限界が来てもエネルギーを補給するかのように貪るように求めあう。
(もぅ・・・いつ自分が果ててるのか分からないよ・・・)
意識が飛びそうな程に求められ、涙でぐしゃぐしゃな顔で、いつ自分が果ててるのか分からなくなり、飛びそうになると胸の頂きや蕾を弄られ、意識を保とうとするだけで必死になっていた。
『あぁんっ!ランスロット・・・さまぁ・・・あい・・・して・・・まぁ・・・ん!』
『歌恋・・・っ、俺もだ・・・、うっ・・・また・・・出すぞ・・・』
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蜜壷の中は歌恋の蜜とランスロットの欲でぐちゃぐちゃになり、ようやく解放された頃には歌恋の意識はほとんど無かった。
朝方、意識を離しようやくランスロットの欲望から解放された歌恋は何も纏わずに眠りに着いていた。