第15章 【KAGUYAHIME~かぐや姫~】
「月明かりに良く映えるな。」
歌恋の服のボタンを外しながら、見えてきた肌を軽く吸い付くように這わせ・・・
―チュッー
もう一度水音をたて、胸元に紅い華を咲かせたのだった。
「んぁっ・・・」
「月あかりの中で見る歌恋は一際美しいな・・・。」
水音を立てられると同時に身体を仰け反らせ、ランスロットはイタズラぽい笑を浮かべ、歌恋のブラウスのボタンを全て外し、下着に隠れる二つの頂を月明かりに照らしだした。
「そんな事は・・・」
恥ずかしさでランスロットを見れずに居たが、ふと目をやると後から月明かりに照らされた髪はキラキラと光り、思わず吸い込まれそうな雰囲気をまとい自然と口付けを自分からした。
「っ・・・?
歌恋・・・?」
突然の事でランスロットの目は見開いたが、ランスロットもそれに応えるように深い口付けを交わし、自然と唇が離れると目を閉じたままの歌恋の頬が仄かにあからんでいた。
「ん・・・ふっ・・・」
「珍しいな、自分から口付けをしてくるとは。」
「あっ・・・///あまりにもランスロット様が月明かりに照らされて美しくて・・・」
「月の神秘なる力のおかげか・・・。ならばそのまま月明かりの元でお前の全てをさらけ出すがいい。」
言葉とは裏腹に優しい手つきでブラウスを脱がせ、胸に纏うようにあった下着も外され、スカート、秘密の花園を隠していた下着、歌恋を纏っていたもの全てがランスロットによって暴かれていった。