第12章 イケメン革命☆サプライズパーティー【ランスロット】R18
宿舎に戻る途中、馬車の中でレナが寝てしまい、ランスロットが抱き抱え部屋まで連れていった。
「レナ全然起きませんね。」
ランスロット「あぁ、そうたな。よく頑張ってくれたからな。」
二人でレナにおやすみのKissをして、寝室に戻った。
寝室に戻り、ランスロットの上着を掛けながら声を掛けた。
「ランスロット様お疲れでは無いですか?」
ランスロット「あぁ、そうたな。今日は心地よいくらいだ。今日の事感謝する。またあのように皆で集まって祝われるとはな。」
「ランスロット様が喜んでいただけるならこのくらいなんでもないですよ。」
ランスロットが何か思案しているようだったが、歌恋はそろそろ部屋へと戻ろうとすると・・・
「わっ?!」
いきなりランスロットが歌恋の腰元に腕を回し、ランスロットの胸の中にすっぽりハマるような体勢になった。
ランスロット「どこへ行く。」
「ランスロット様・・・」
ランスロット「歌恋・・・、皆で祝ってもらう喜びもお前に教えてもらったが、これからの時間は二人で祝う誕生日を過ごしたいがよいか・・・?」
背中越しに聞くランスロットの声は熱ぽく、その声に心臓の鼓動はどんどん早くなり、背中越しでも心臓の鼓動がうつってしまうのでは無いかと思うほどだった。
「・・・もちろんです。」
歌恋はそのままの体勢から顔だけランスロットを見つめると、視線がぶつかり、どちらからともなく口付けしあった。
「んっ・・・」
(ランスロット様Kiss熱い・・・、それだけでのぼせそう・・・)
「んっ・・・んぁ・・・はっ・・・」
口付けがどんどん深くなり、歌恋は無意識にランスロットの首に腕を絡ませ、それに応えた。