第12章 イケメン革命☆サプライズパーティー【ランスロット】R18
もちろんそれを先にシリウスさんに言ったことでヨナには
ヨナ『ランスロット様の右腕である、このおれを差し置いて黒の軍のクイーンに相談するなんて!』って怒ってたけど…
こういう相談事はどうしてもシリウスさんの方が頼りにしてしまう・・・。
ランスロット様とシリウスさんは旧友、私の知らないランスロット様のことを教えてくれた。
クレイドルが平和になった今、みんなでお祝いしたかったのが一番の思い。
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フェンリル「歌恋!飾り付けは終わったぜ!あとは予定どおりにするだけだな!」
セス「フェンリル、暗いからってヘマしないでよ!」
フェンリル「なんだとー!セス!お前だって」
レイ『ストップ。これ以上やったらおっさんに怒られるぞ。』
「みんなありがとう!じゃあとは持ち場についてお願いします!」
セス・フェンリル「Roger!」
セスとフェンリルが持ち場に行くと一気に静かになり、ふと歌恋がつぶやく。
「料理も整ったし、飾り付けもOK、あとはランスロット様が部屋に置いてきた手紙に気づくかどうか・・・」
エドガー「そこは信じて待ちましょう。」
レイ「赤のキングが気づかないわけが無いと思うけど。」
「そうだね!ちょっと緊張してきた。」
そうしてるうちにランスロットが娘と二人で買い物を終えて部屋に戻ってきた。
【部屋に戻ってきたら、ドレスのお店で渡された服に着替えて、ある場所に続く薔薇の道を歩いて来てください。】
そう書かれた手紙と一緒に招待状が置かれていた。
ランスロット「招待状・・・?」
ランスロットは娘に部屋で待つように声を掛け、隣の部屋に娘で待たせると、言われた通りに着替えると娘を迎えに行き、指定された場所まで向かう。
ランスロット「恐らくここはガーデンだろうな・・・。」
地図が示している場所を思い浮かべつつ、何が起こるかこの先分からないからか思わず眉間に皺がより、少し厳しい顔つきになっていた。