第12章 イケメン革命☆サプライズパーティー【ランスロット】R18
今日は愛するランスロット様の“誕生日”
結婚して5年。
ここ、クレイドルに来てランスロット様に出会って、強さの裏にある優しさに惹かれた。
クレイドルを守るため・・・と無理してたあの頃。
今では人が変わったように、若しかしたら本来の姿だったのか、穏やかかな表情をされている。
ガーデンではパーティーの準備のため、両軍の幹部が最後の仕上げにかかっていた。
ヨナ「ちょっと、何ぼさっとしてるのさ!ランスロット様のパーティー始まるよ!」
「ごめんごめん!今行くから。」
ヨナ「全く、今日はランスロット様が生まれた日。今年のパーティーも盛大にやるんだからね!」
会場はガーデンで黒の軍も呼んで盛大に行う。もちろん幹事はヨナ。
赤の軍のシェフの料理では無く、ルカとシリウスが作った料理が並ぶ。
ガーデンのテーブルにどんどん料理が並び、置く場所をヨナが的確に?指示していく。
エドガー「ヨナさん今年も張り切ってますね。」
「ふふ、そうだね。」
シリウス「そう言えば、本人はどうしたんだ?」
「あっ、シリウスさん!ランスロット様なら、セントラルにあるお店で娘と買い物しに行ってるんです!」
結婚して2年ほどしてから娘を授かり、とても家族を大切にしてくれる。今日はランスロット様の誕生日パーティーだが、秘密にしてあるため、娘の新しいドレス見に行ってもらってる。
そこでも、サプライズを用意してるけど上手くいくかなと不安になる。
ヨナ「さぁ、準備は出来たよ。ルカの手料理に、俺が考えたセッティングにシナリオ、完璧だね。」
エドガー「わが主の登場を待つのみですね。」
「そうだね、上手くいくといいな・・・。」
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パーティー開始はあと30分後。娘のドレスを貰いに行く時に一緒に今日の服を渡してもらうようにお店の人に頼んである。
今日はクレイドル中でお祝いするために、1ヶ月以上前から企画して進めてきた。
結婚して5年。今年はどうしてもサプライズでやりたくて、シリウスさんにお願いしてここまでこぎつけた。