第11章 明智光秀 現代版~片思い×片思い~社内恋愛は大変⁈
それから数週間後・・・。。
波夢「あぁー勿体なかったな…。」あの日から数日後に光秀は信長に頼まれた仕事の為、一ヶ月以上京都に居なかった。
あの日光秀と一緒に居られたのに寝ちゃった事を後悔した波夢だった。
そしてとある夜の事。
歌恋「ねぇ、波夢ちゃん、ちょっと新作着てみてくれない?」
波夢「どういう事ですか?もうお休みに入られてしばらくは作らないんじゃ・・・。」
歌恋「んーどうしても作ってみたいデザインが浮かんでね。」
それはトップスとマキシスカートがドッキングしたワンピース、トップス部分はボタンが付き、ウエスト部分には幅広のリボンが付いていた。
スカートは普段履かない薄いピンク色の生地に花柄模様、仕事の時はたいていシンプルにスーツか、膝丈程度のスカートと上はブラウスかシャツ…
休みの時はショートパンツやラフな格好が多い。
歌恋「絶対に似合うと思うの!!是非来てみて!!」
歌恋に促されるまま着替え、歌恋の前に現れると…
歌恋「うん!!思った通り波夢ちゃんにぴったり!!、これ波夢ちゃんもらってくれない?」
波夢「でも…こんな可愛い洋服私には合わないですよ。」
歌恋「是非これ波夢ちゃんに着てほしいの。」
それと一緒にとある封筒を歌恋は渡した。
その次の日、光秀が本社に久しぶりに戻り、夜光秀の部屋で昨日の出来事を話した。
そして一ヶ月後・・・。
光秀と波夢は3日間休暇を貰い、とある場所へと新幹線に乗って向かっていた。
波夢「まさかこんな物を頂くなんて・・・思いもしなかったです。」
昼過ぎに終点に着きそこで降りると、迎えの車に乗り向かったのは夢の国のとあるホテル。そこは信長の会社が関わっている為、信長専用の部屋があり、今回そこに泊まることになっていた。
波夢「すごーい!光秀さん!すぐ目の前ですよ!」
光秀「あぁ、そうだな。ここはうちの会社も関わっているからな。」