第11章 明智光秀 現代版~片思い×片思い~社内恋愛は大変⁈
波夢「んっ・・・」
光秀は波夢の顎を掬い、目を合わせると不意に唇を塞ぎそのまま深く口付けしあい、波夢が息継ぎがしたくて胸を叩くとようやく離した…
波夢「っはぁ・・・。」
光秀「今はこれで我慢しておこう。」
波夢「・・・・・・///」
(普段はしっかりして仕事もきちんとこなすが、こう赤くなるのを見てるともっとその先を見てたくなる・・・。まぁ、明日の夜まで一緒にいるなら今夜たっぷりと堪能するか…。)
心の中でそう思いながら、車のエンジンをかけ、駐車場を後にした。
しばらく車を走らせ、政宗のいるレストランでランチを済ませ、(光秀が何でも食事を混ぜて食べてしまう為、光秀用のメニューを出してくれる。)ショッピングモールで買い物を楽しんだ後そのまま屋敷へともどった。
秀吉「波夢!!」
波夢「秀吉さん!報告書はメールで送りましたよね?!」
帰ってくるなり秀吉が血相を変えて迎えた。
秀吉「そうじゃない!あれほど光秀には気をつけろと言ってるだろうが!」
秀吉はふたりがつき合ってる事はもちろん知ってる。だから今日もそのまま直帰しますと連絡はしたんだけど・・・。心配が先立ってどうしてま過保護な兄の様な態度をしてくる・・・。
光秀「まぁ、いいじゃないか?」
秀吉「なんで二人で帰ってくるんだぁ!」
こうなると秀吉さんを宥めるのは信長様しか居ないんだけど…今日は戻られない・・・となるとしばらく続くんだよな・・・
と心の中で思いながら、光秀と二人秀吉の小言をしばらく聞いて、光秀の部屋に向かった。
波夢「あぁ疲れた・・・。秀吉さんの小言今日は長かったな・・・」
光秀「いつもの事だろ。」
結局その夜は秀吉さんの小言も重なり、いつの間にか光秀のベッドで波夢は夢の世界へ・・・。そんな姿を可愛いく思いながら光秀も隣りで眠りについた。