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~恋の花が咲く場所~短編集☆彡

第11章 明智光秀 現代版~片思い×片思い~社内恋愛は大変⁈


コンコンー
「波夢です。」
秀吉「あぁ、入っていいぞ。」
波夢「失礼します。」
秀吉さんの部屋は光秀さんとは違うシンプルなお部屋。光秀さんよりも少し広めのお部屋。
副社長ともなれば来客対応もある。信長様に報告する書類、新しく面接に来る人の対応、光秀さんから上がった新しい取り引き先の情報を確認したりとめまぐるしく忙しい。
それでも私を妹のように可愛がってくれる。


秀吉「波夢、新しく出来たマンションの管理人から報告書が上がってこないんだ。」
波夢「またですか?」
秀吉「あぁ、恐らくまだ使い方に慣れないんだろう。悪いが見てやってくれないか?」
「三成には別件で仕事を頼んでいて、それが終わるまでは動けなさそうだからな。」

波夢「分かりました。」

車の鍵を預り、新しく出来たマンションの管理人用の予備の鍵と、報告書のあげ方のマニュアル、スマホを持って駐車場へ向かった。

光秀「波夢これからどこへいく?」
波夢「光秀さん!光秀さんこそ、どこへ行くんですか?」

光秀も別件でマンションの管理人の元へ行く用事があるとの事で、そのまま二人で同じ車で、向かう事にした。
波夢「私運転好きじゃないから助かりました!それに、光秀さんの運転なんて久しぶりだし♪」
光秀「あぁ、そうだな。」


最近はあまりデートも出来ず・・・。光秀が屋敷に泊まる時と歌恋が次の日居ない時以外は一緒に居ることもままならず・・・。
ましてや、思いが通じあった後は身体を重ねる事がほとんど…。合間を縫って普通のデートをするのは中々難しい事だった。

波夢「光秀さんはあそこの管理人に何のようなんですか?」
光秀「あぁ、あそこのマンションに入居希望の者が来たらしいからな。その確認を頼まれてるんだ。」
波夢「あそこのマンションは公には売り出してないですもんね。よほどの資産家か、信長様の近しい人じゃないと入れないですからね。」
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