第11章 明智光秀 現代版~片思い×片思い~社内恋愛は大変⁈
それでも私はこの仕事は嬉しい。
だって、好きな人と少しでも多く一緒に居られるから・・・。
書類を受け取ると、光秀がふいに顔を上げ、波夢の方を見て問いかけた。
光秀「この後予定あるか?」
波夢「特に今の所急ぎの仕事はないですけど・・・。」
光秀「ならば・・・」
波夢「っ・・・//ダメですよ・・・!!また仕事中ですよ…。」
光秀「まだ何も言っていないが?何を勘違いしたんだ・・・?」
また揶揄ったー!といって膨れて怒るの横でクスクス笑う光秀。
光秀「なら、本当にここでお前を抱いてやろうか?」
波夢「ダメ・・・ですよ…。んっ・・・」
椅子から立ち上がりふいに後から抱きしめ、波夢の首筋に吸い付き紅い印が付いた。
「ダメ・・・。秀吉さんに・・・見つかったら・・・んっ・・・怒られ・・・ちゃう・・・ぁん・・・」
首筋から鎖骨辺りまで唇を這わせると・・・
・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚
丁度その時携帯が鳴り秀吉からのメールだった。
光秀「仕方ないな。今夜は屋敷にいる。仕事終わったら食事に行くか。」
(もう少し揶揄いたかったがな・・・。)
波夢「はぃ・・・。終わったらメールします…。」
光秀から預かった書類をしっかりと抱きしめ、波夢は光秀の部屋を後にした。
(もぅ・・・こんなところに付けたら髪の毛あげられないし・・・。でも久しぶりにご飯行けるならちょっとお洒落して行こうかな?)
秀吉の部屋に向う道中、波夢ははちょっと上機嫌だった。
(金平糖はポケットに入れたし、髪の毛で跡を隠して・・・よし!)
コンコンー
「波夢です。」
秀吉「あぁ、入っていいぞ。」
波夢「失礼します。」