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~恋の花が咲く場所~短編集☆彡

第10章 私の恋人は魔王☆


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信長「夢か・・・。懐かしいな。」
歌恋との出会いは歌恋が産まれてすぐのこと。
親同士が決めたのがきっかけだったが、産まれた時から歌恋は色白で、大きな瞳で自分の事を見つめ、笑ってくれたように思えたあの日。まだ子どもの俺は初恋をした。
産まれたばかりのその女の子に。
そして小さな女の子に将来の約束をした。屋敷の一番高い所で。
信長「まさか本当にそうなるとはな・・・。」

大きなベッドの中央に自分の隣りで幸せそうな寝顔で眠り、ちっちゃく見えるその女の子こそ初恋の相手。
プロポーズしたのは一年前。付き合って5年の記念の日にこの屋敷の一番高い所で、生まれ育った街の夜景を背に、そして月が一番大きく見えるその夜、おもちゃの指輪と同じデザインのダイヤをあしらった指輪を渡しプロポーズした。
朝焼け、夕焼け、星空、月、空が一番近くに感じる場所で二人きりになれるそこで・・・。
それから一年。

もうすぐそれが実現するー
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