第2章 Destiny2
海に浮かぶ一隻の小船
空は快晴、鳥が優雅に気の赴くまま
自由に空を泳いでいる。
『いい天気ねぇー!』
気持ちいいー!とグーッと伸びをする。
『でも……ヒマだわ…お腹も空いたし…』
うー、と項垂れるようにその場に蹲る女は適当に海を漂っていたことを後悔していた。
『海賊船とか通らないかしら…』
暇すぎるのと空腹で、海軍船でも何でも良いから通りなさいよー!と、物騒な事を叫んでいるが
こんな状況ではそんなことも気にしていられない。
何も通らず至って平和なこの状況。
とりあえず何かしら通ってくれれば、腹を満たすこともでき暇な状況も満たされる…はず…
しかし、どの方角を見てみてもそのような気配は感じられない。
とりあえず空腹より先に、つまらない・ヒマという感情の方が大きい。