第4章 Destiny4
「まぁお前の事だ、別に手配書が出たからと言って捕まる訳では無いだろう?何がそんなに気に入らないんだ」
『何がって?決まってるじゃない。写真写りがちょっとピンぼけで、あの時の海兵が撮るの下手だったから気に入らないのよ!』
「はぁ、そんな事か…」
『そんな事じゃないわよ。キスティがセンゴクの所に行くならこの写真に変えてもらってきて下さいって言われたの』
そう言いつつセンゴクの机の上に新しい写真を置く。
『明日からそっちの写真の手配書でよろしくね〜!じゃ、用は済んだしおつるとガープによろしく伝えておいて頂戴。またね、センゴク♪』
頼んだわよ〜と残しイナギは姿を消した。
「センゴクー!茶でも飲まんかァー?ん?イナギも居った気がしたんじゃが…」
ガープがノックも無しに部屋を訪ねてきた。
「ノックぐらいしろ、ガープ!イナギはさっき帰った。」
「つまらん!久々に茶でも飲みながら話でもしようかと思ったのにのう」
バリバリ音を立てながらせんべいを食べつつ、何の用だったのかと聞く
「手配書の写真が写りが悪いから変えろだと」
「ぶわっはっはっ!!イナギらしいのう!」
「単身でここへ乗り込んでくるなど、イナギぐらいなもんだな…」
センゴクは呆れつつも、机の上に置かれた写真を見て微笑んでいた。
次の日、再度世界に配られた女神の手配書はキスティが選んだ
美神の呼び名に相応しい
鮮明に写されたイナギの美しい姿の写真になっていたそうな・・・