第4章 Destiny4
「マスター、いつまで寝てる!」
翌朝、と言ってもお昼近くに乱暴にドアを開ける音とスコールの怒声で起こされた。
『ん…なに〜?今日の島の散策はセフィとキスティでしょ?私は出航までダラダラ予定なんだけど〜?』
今日は少しゆっくりして最後に昨日見つけた気前の良い店主の店で過ごして旅立とうという計画をしていたのに
何でスコール怒ってんのか意味がわかんないー
とベッドの上でゴロゴロしているイナギ。
「お前はまたそんな格好で…!!」
いつも寝る時はほぼほぼ半裸で過ごすため皆は慣れている。
だがスコールはマスターとしての威厳がどうのこうのと毎回この姿のイナギを見る度にお小言が絶えない。
『今それはいいでしょー?何かあったの?』
スコールが怒るのはいつもの事だが、マスターであるイナギに対する信頼感は確立されているため、余程のことがない限り急に起こしたりはしないはずだ…
「あぁ…そうだな。とりあえず先にこの事を説明してもらいたい…」
そう言って出された一枚の紙。
んー?とこれまた怠そうに寝転がったままスコールに目の前に広げられた紙を見るとそこには…
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"未知能の美神"
ハーティリー・イナギ
ONLY ALIVE
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『……は?…未知能???』
いや確かにそこも気になるが、自分に手配書が出されたのも全くもって謎だ。
「そこだけじゃない。賞金の所も見ろ」
スコールに言われ、手配書の続きを見ると何故か賞金の所が空白になっている。
さらにその下には注意書きのようなものがあり…